2011年07月29日
自分の可能性が見える窓
Copycat / Milestoned
自分をちゃんと知って欲しい
自分を正しく理解して欲しい
「自分が思う自分」と「他人が見た自分」が違う時、
コミュニケーションのギャップが生まれ
もどかしい思いをした経験はありませんか?
そんな時は、
他人が自分を理解してくれないことばかり考えていまいがちですが
他人に対して、どれくらいの情報量を「開示」しているでしょうか?
理解を人に求めるウエイトは大きいくせに
自分のことを開示する機会や行動は少ない。
客観的に考えれば、情報が少ない訳ですから
それに比例し理解度が少ないのは当たり前のような気がしますね。
*** ***** ***
そのことをわかりやすいように図解にした
「 対人関係における気づきのグラフモデル」を紹介します。
アメリカの心理学者で
ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが考案した
「ジョハリの窓」というコミュニケーション分析のモデルがあります。
(2人の名前をとってジョハリの窓と呼ばれています)
「自分や他人から見ると、自分とはどんな人間か?」
という問いを4つの窓に照らして観察し、気づきを得るものです。
◆Ⅰ開放の窓 公開された自己
「誰もが知っている自分」
◆Ⅱ盲点の窓 自分が気づいていない他人から見た自己
「自分だけが知っている自分」
◆Ⅲ秘密の窓 隠された自己
「自分ではわからない自分」
◆Ⅳ未知の窓 誰からもまだ知られてない自己
「まだ誰も気づいていない自分」
▼これらを4つの自己を4つの窓に落とし込み図解しています。
領域Ⅰ→領域Ⅲへ広がることが自己開示。
・自己開示が広がると他者の防衛機制が弱くなる。
・自己開示を開示することにより安心感が醸成される。
・得体のしれないものに対しては誰でも警戒心が働く。
領域Ⅰ→領域Ⅱへ広がることをフィードバック。
・他人が本人が気づいていない部分を教えてあげる
・自分が気づきにくい盲点を知ることができる
・中傷的でないフィードバックは信頼感と満足感を生む。
領域Ⅳへの広がり
・自己開示とフィードバックが働くと新しい領域が現れる
・他人と自分が知らない新しい可能性を発見できるかもしれない
*** ***** ***
自己開示とフィードバックには心理的抵抗が働きやすいです。
弱みや恥ずかしいことは開示したくないし
他人からの注意・指摘に対して素直には思えない部分もあります。
でも、ジョハリの窓を眺めていると
自分の新しい発見の為に勇気が湧いてきます。
「公開された自己」のエリアを少しづつ広げることができれば
他人も自分も知らない
未知なる自分の可能性が広がっていくような気がします。
新しい発見のための自己開示とフィードバック。
そう思えば、なんだかワクワクしてきますね。
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