土曜日の朝、AM7：00からNHK教育で放送されている
デザインあという番組をみなさんはご存知ですか？

デザインには、工業デザイン、グラフィックデザイン、服飾デザイン、
キャラクターデザイン、建築デザイン、照明デザインなど
様々な分野があります。
それらすべてのデザインは、
物事の本質をしっかりと見出し、そこに工夫を加えることで、
さらなる使いやすさ、美しさ、心地良さを
実現することを目的としています。
つまり、デザインとは、
人とモノ、人と人との関係を「より良くつなげる」ための
観察・思索・知恵・行動のプロセスです。
新番組「デザインあ」には、
グラフィックデザイナー・佐藤卓氏、
ミュージシャン・コーネリアス、
インターフェースデザイナー・中村勇吾氏など、
トップ・デザイナーとミュージシャンが集結。
私たちの身の回りに当たり前に存在しているモノを
こうした「デザイン」の視点から徹底的に見つめ直し、
斬新な映像手法と音楽で表現。
子どもたち、そして大人たちにも
「デザインの面白さ」をお伝えしつつ、
「デザイン的な視点と感性」を育む
一歩をめざします。

デザインあ：番組ホームページより

　

この番組を娘と一緒にはまって見ていますが
大人が見ても見ごたえ十分な内容です。

デザインというと美術的イメージがあるのですが
この番組を見ていると、「問題を解決すること」「役に立てること」が
デザインの出発点なのだと痛感します。

生活の問題点や課題などの本質を理解し整理して
解決する方法を考える。

よりよい方法や手段を見つけるために考えをめぐらすことこそが
デザインするということの本質なのかもしれません。

それは、絞り込んでいく作業なのだと思います。
以前、デザインの語源は引き算であるという話を聞いたことがあります。確かに、「あれも」「これも」は伝わりづらかったり、使い勝手が悪かったりするものです。

機能が多すぎる電化製品などは逆に混乱してしまう時があります。
機能は多すぎると逆に
不便を生みだす要素になってしまうのかもしれません。

僕もサービースやイベントの企画を立てるときに
「あれも」「これも」も加えたい・・・
そんな場面がよくあります。

作り手が陥りやすい誘惑みたいなものかもしれませんね。
この番組は子供向けだから実にシンプルに作り込まれています。
これは、編集の段階で考えに考え絞り込まれたことを意味していると思います。

子供向けの番組ですが、しっかり僕も学んでいきたいです。




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