先日、アップルの前CEO(最高経営責任者)
スティーブ・ジョブズ氏が亡なられたNEWSが
世界中を駆け巡り、たくさんの方が追悼や多くのコメントを寄せられています。　　
コメントを残された方は、実に様々で内容も実に様々でした。

個人的に交流があったソフトバンクの孫社長の
「彼は現代のレオナルド・ダビンチだった」
と揶揄されたコメントが一番印象に残っています。

スティーブ・ジョブズ氏の功績に対しては
経営者としての賛否
イノベーターとしての賛否
技術者としての賛否など・・・

ネット上でもたくさん意見があり、彼の功績に対して
僕みたいな「いちブロガー」が彼を総括など恐れ多くもできませんから
彼の功績についての見方や意見はそれぞれの方に委ねますが、

ただ、言えるのは
これだけのたくさんの人たちが議論を起こすの見てもわかるように
世の中に強大な影響を与えたことだけは間違いのない事実です。

そして、アイディアを実現し世の中へ浸透させる力。
アップルが瀕死の状態の時に復帰し
ライバルのMicrosoftから資金を引き出すという離れ業をやってのける力

事業を営まれている方ならわかると思いますが
これ実行して成果を出すことがどれだけ難しく人との摩擦を生むか？
本当にすごいことだと思います。

潤沢な資金。高い技術力。発想力のあるアイディア。
世界中にはそれを兼ね備えた人や企業がたくさん存在すると思います。
でもなかなか、実現し成果を出すまでにまでに至りません。

だから僕は
スティーブ・ジョブズ氏の一番すごい能力は
人を動かすプレゼンテーターとしての資質だったと思います。

自分のアイディアを相手のメリットと融合させ
人を動かしていく「伝える力」

これ無しでは、彼の功績は生まれてこなかったかもしれません。

＊＊＊　　　＊＊＊　　　＊＊＊

僕自身にとっての
スティーブ・ジョブズ氏は、プレゼンテーションの神さまでした。
あのシンプルでドラマチックな聴衆を引き込んでいきます。



スティーブ・ジョブズ氏はプレゼンのリハーサルを念入りに行う
準備の人だったそうです。

シンプルと言うことは、
余計なモノを省き、伝えるべきもの絞り込む作業。集中と選択です。

だからこそ伝えるべきことが強力に浮かび上がる
パワーを持つことができるのだと思います。

しかし、“iphone4s”の発売日の翌日に自ら人生に幕引きを行うとは・・・
プレゼンの神さまは最後までプレゼンテーターでした。




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