2012年05月21日
タイトルに困っときはホッテントリメーカーに聞け


一目で人の興味を引くようなタイトルにする
ブログのPVを上げるためには?みたいな記事には必ず、ピックアップされている項目の一つです。確かにそのことはうなずけます。図案屋もRSSリーダーやソーシャルブックマークを情報収集のツールとして使っています。やはりその数は膨大なので、記事を一つ一つを吟味しながら読むことはありません。
タイトルを見て記事を読むかどうかを判断している場合が多い。溢れる情報の中でパッと目につくタイトルがあるととりあえず見てしまいます。つまり、タイトルは読者とブロガーをつなぐ、最初の接点にして、記事の顔ともいうべきものと言えると思います。
先日の記事にではWEB辞書を使った言葉を浮かび上がらせるサービスの紹介でしたが、今回はブログのタイトルを一緒に考えてくれるWEBサービスを紹介します。
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●ホッテントリメーカー・

ブログのエントリのタイトルを考えるのが苦手な人のために、ホッテントリ(Hot Entry)になりそうなエントリ名を生成するWEBサービス。ホッテントリとは、はてなブックマークのトップページ「最近の人気エントリー」に掲載されることをさします。
ブログ記事などがブックマークされることを「はてブがつく」という。はてブが増え、はてなブックマークのトップページ「最近の人気エントリー」に掲載されると、はてブトップの来訪者が記事を読みに来てくれてページビュー(PV)が増えたり、ブックマークによる被リンクが増え、SEO(検索エンジン最適化)効果が出る。
そのため、記事をたくさんの人に読んでほしいブロガーたちは、ブクマ数を伸ばすためにさまざまな工夫を凝らしている。
アルファブロガー「けんすう」氏が教える、
2000ブクマがつくタイトルをひねり出すためのたった2つの秘訣より
その工夫の一つがタイトル。読まれるタイトルはやはり大切です。
●ホッテントリメーカーとは?
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ホッテントリメーカーのWEBサービスを提供しているのは、独学で覚えたプログラミングを用いてネットに数々のWebサービスを公開しているphaさん。
今の時代、ブログでエントリを書く際に、一目で人の興味を引くようなタイトルにするかどうかでアクセス数が10~50倍は変わるということはもはやネットを少しでもやっている人にとっては常識ですが
(と無闇に無根拠に煽る手法が大切)、
そういう
「死ぬまでに見ておくべき●●●」
「●●●は終わった」
「今どき●●●は常識だよね?」
「知らないと損する●●●」
といった煽り文句ってパターン化していると思うので、自動的にそういったタイトルを生成するジェネレーターを作ってみました。
phaさんは、ホッテントリメーカーを作った理由をご自身のブログで、そう紹介されています。
ブログ記事の「テーマ」「キーワード」を入力すると、パターン化された煽り文句に当て込みタイトルを自動生成してくれるという訳です。
●ホッテントリメーカーの特徴
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入力して生成されるタイトルはひとつではありません。
上記のようにいくつも表示されます。
試しに「図案屋」と入力してみました。
・図案屋のあまりの凄さに戸惑いを隠せない
・本当に洒落にならない図案屋
・図案屋の図案屋による図案屋のための「図案屋」
・さあ早く図案屋の上にタンポポを載せる仕事に戻るんだ
・良い図案屋、悪い図案屋
なんだか笑ってしまうものもありますが、間違いなく自分だけではこんなタイトルは思い浮かびません。しかもブックマーク数の予想つき。
一回当たり5本程度タイトルを作ってくれますがこれに留まりません。ピンと来なかったら生成されたタイトル表示下の
・図案屋についてもっとタイトルを作る
・図案屋について村上春樹風に語る
の表示部分を何回もクリックすると行く通りものタイトルがどんどん出てきます。気に入った感じ。ピンと来るもの出会えるまでどんどん試してみて下さい。
(笑えるものから刺激的なものまでいろいろです)
●ホッテントリメーカーどう役立てる?
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このホッテントリメーカー。ブログのタイトル作りにも使えますが「タイトル」というのはそれ以外のあらゆる場面でも必要です。
「タイトル」はワンフレーズで読み手の心を掴みます。
これを応用しない手はありません。
・クライアントの気持ちを掴みたい企画書タイトル
・手に取ってもらいたいチラシのキャッチコピー
・自主主催のイベントのタイトル
・プレゼントなどを送る時の気の利いたフレーズ
・出稿する広告のキャッチコピー
・気の利いたタイトルが欲しい報告書
・学生さんが教授に読んでほしい論文・レポート
・・・などなど。
相手の気持ちを掴みたいあらゆるシーンで使うことができると思います。
さて、あなたはどう使ってみますか?
●最後に・・・
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このホッテントリメーカーというサービス。このサービスを利用すれば100%素晴らしいタイトルを生み出すということではありません。自分らしさのスパイスを利かすために生成されたタイトルにアレンジ加えることも大事ですし、数々の生成されたタイトルの中からどれを選ぶか?
自分の選択眼も大切ですし、入力するキーワードも大切です。ホッテントリメーカーを幾度も使ってタイトルに数多く触れていくにつれ、発想力やボキャブラリーも身についていくように思います。
先日、目に留まったブログ記事プロ・ブロガーが語る「型」と「筋肉」 #pbamn を読んで、地力を手に入れるためには、繰り返しやることが大切で型は存在するものではなく身につけていくものだと思いました。
タイトルも同じだと思います。
駄作も生まれるときもあるだろうけど、伝えたいことをタイトル化してアウトプットを続けていくこと。それがいいタイトルを産み出す地力につながると思います。
・・・ということで
当ブログ「企画プランナーの頭の中」のタイトルが
駄作の時があってもどうかお許しを。
図案屋でした。
名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫)
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