2012年07月08日

パワポ部がつくるプレゼン動画から目が離せない

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この動画はパワーポイントで作成されている?


そう、Microsoft Office に含まれるプレゼンテーション ソフトのパワーポイントのことです。しかもアニメーション効果を使っているのは2~3カ所のみで、ほとんど「画面切り替え効果」だけで構成されているそうです。


それを知った時の図案屋の頭の中は
「!!!!!!!・・・・・」でした。



前記事、ipad用のプレゼン資料を作成して考え始めたことでも書きましたが、図案屋は最近、ipad用のプレゼン資料の作成案件が増え、クライアントさん要望の動画化に応えながら、プレゼン資料の自動化作成に試行錯誤を繰り返し、動画演出でアニメーション機能をどう使うばかりに考えを巡らせていました。


しかしこの動画を見て、目から鱗でした。


やはり表現と編集の技術においては発想が大事だなあと再認識しました。テーマなどメッセージの発想ではなく見せ方の発想です。プレゼンの各ページの構成と見せ方。一枚一枚よく見ると様々な画面の切り替えテクニックが用いられています。

この切り替えテクニックを駆使する発想がすごいなと、図案屋は感じました。


今までは、企画書なども紙中心の提案書作成が多く、パワーポイントでのプレゼンも概念や関係性を図解化してコミュニケーションを図って来たのでアニメーションを使う機会はありませんでした。しかしながら図解を順を追ってアニメーション化すると「分かりやすい」との声もいただくようになってきました。

ただ、静止画面中心の資料作成ですから動画特有の時間を使い情報を順次に解りやすく出していくという発想と編集技術の経験が不足しています。自分の中でも課題に感じていたので、これをどうクリアしていくか思案中でした。

ちょうどそんな最中、このブログのfacebookページに、この動画の作者さんが偶然にもお越しになり、この動画の存在を知ることとなりました。




この動画を作った人はどんな人? 
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パワポ部がつくるプレゼン動画から目が離せない


この動画の作者さんは、河合浩之さん。上記のブログ・パワポ部を運営されていらっしゃいます。現在は販促支援系の会社にお勤めの方で、Microsoft MVP 2011・2012 for PowerPointを2年連続受賞。どうりですごいわけです。

パワーポイントのスライド制作サービスを請け負う新規事業部を立ち上げ、“もっと伝わるプレゼンテーション”をキャッチフレーズに、会社説明会や展示会、セミナー、営業(商品案内)におけるスライド制作を多数手がけられています。

この河合さん、著本も執筆されています。パワポ部の記事を読みまくったのですが、様々なノウハウやヒントになる考え方が込められた記事を書かれていらっしゃいました。

また、情報をデザインするという図案屋が大切にしてる流儀があるのですが、河合さんの書かれた記事にもあるように、情報に対する考え方が非常に共感できるものでした。

図案屋はさらなるスキルアップを求めて動画本を探していたので、指南書として河合さんの本を近々購入を決めました。入手後、書評記事をで改めてごレポートさせて頂きます。


河合さんのプロフィールはコチラ
http://profile.ameba.jp/powerpointer/

パワポ部
http://ameblo.jp/powerpointer/



河合さんの著本はコチラ



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この動画のヒントをどう考える
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パワポ部がつくるプレゼン動画から目が離せない

過去記事、伝えたいことが上手く伝わらない訳で一度触れましたが、課題解決型のプレゼンシナリオで試してみようか?と考えています。

クライアントに対する問題提起 (why/理由=課題)
  
提起した問題に対しての提案 (what/何ができるのか)
  
具体的な方策・実施策 (how/使い方)


クライアントさんの持つ解決すべき問題を提起して、解決に向かっていくストーリーで組み立て、このラインでキーワードをパワーポイントに1枚1枚書き足してまずは並べる。

提案する構成・プロセスを編集しゴールが確定したら、そこから「画面効果」の機能を使いながら肉づけを行う。もちろん全体がイメージできればいいのですが、慣れないうちは習うより慣れろです。

いろんな機能を投入しては全体を見ながら創意工夫と修正を繰り返す。
DIYプレゼンへの第一歩です。





最後に・・・
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パワポ部がつくるプレゼン動画から目が離せない

このパワポ部にはこんな「鬼5則」という掟?があるようです。
これを眺めていると、今の図案屋にとっては、パワポ部研究の価値ありありです。

ジョブスのプレゼン手法が讃えれていますが、みんなが彼になれるわけではありませんし、ネットのみならずデジタルサイネージなど情報の出口が多彩化しています。

図案屋は情報の出口のインターフェイス化が進むとビジュアル型のメッセージは、もっと広く扱われるようになるという強い予感があります。

個人も表現技術力を高め表現できる環境があるならそれらを使わない手はありません。

そう思うと、目が離せないパワポ部。これからもスキルアップに不可欠な情報ソースとして、価値ある追っかけをしていきたいと思います。

まずは図案屋版の「画面効果」を使ったプレゼン動画にチャレンジ。やってみることが上達のへの道はそこからです。できあがったらブログでもご公開しますね。


図案屋でした。





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今後ともよろしくお願い致します


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Posted by 図案屋  at 17:10 │Comments(3)企画・プレゼン

この記事へのコメント
「パワポ部」もろもろ、ご紹介ありがとうございます!
図案屋さん、かなりの“ほめ達”ですねw

パワポ部では変態的パワポ情報ばかりが目立ちますが、
実はこれ、

「プレゼンは自由だ!」

というメッセージを伝えるためのものなのです。
(どうだか)

メソッドに囚われず、自分なりのプレゼンを目指してくださいませ。
ジョブズのプレゼン作法がだれにでもサイコーなわけではないですよw

ところで。
図案屋さんのようにデザイン感覚のすばらしい方が
もっとパワーポイントを自由な感性でいじれば、
かなーり伝わり力の高いプレゼンができると思っています。
「こりゃ、やられた!」
というスライド、楽しみにしておりますw

河合浩之
Posted by 河合浩之 at 2012年07月08日 18:07
≫河合さん

図案屋です。

パワポ部部長さま直々の
コメントありがとうございます。


>「プレゼンは自由だ!」
>というメッセージを
>伝えるためのものなのです。


しびれるフレーズですね。

>メソッドに囚われず、
>自分なりのプレゼンを目指してください

このご意見を大切に
図案屋流のプレゼンを目指していきます。

今後ともお互いにインスパイアーしながら、
いろんな接点づくりを探っていきたいです。

今後ともよろしくお願いいたします
Posted by 図案屋図案屋 at 2012年07月08日 18:32
ほとんどのサイトが提示された情報の一つから別への情報の転送、入手可能な情報の格差、信頼性の問題と信頼性を認めていませんできるだけ多くのソーシャルメディアの批判は、その排他性に関するもので、濃度、メディアコンテンツの所有権、および意味ソーシャルメディアによって作成された相互作用の。ありがとうございます。
Posted by dissertation statistical services at 2013年03月29日 15:38
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