2012年05月01日

自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと

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自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと


自分の手柄が前面に出る仕事より、成果やプロセス、携わった人たちががクローズアップされる仕事のやり方が私は好き。


先日、ある女性とランチをした時に、その彼女が僕に放った一言です。このフレーズは彼女の性格を実によく表しています。

彼女は僕より年下ですがコミュニケーション能力が高く有能な女性です。気がついたら人が集まってくる存在で、知らないうちに自分をプラットフォーム化することに長けています。それも無意識に。

もちろん彼女が完全無欠という訳ではありません。健全な批判精神も持っているし弱点も持ってます。でも、彼女が持つ強みや行動には学ぶべき点が多い。彼女は、自分の周りに開かれた世界を育てていくことが抜群に上手いのです。

そんな、彼女を見て気づいた3つの行動パターンをまとめてみました。



抜きんでる人ではなく助けてもらえる存在になる
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自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと

彼女の面白いところはキャリア・実績を前面に出さないから一見経験が少ないように見えるところです。意識的に主張をむやみにしないようにしているそうです。ややもすると主張は意見の垂れ流しにってしまう傾向があります。考えてみれば主張を駆使し意見を通す能力に長けいいアウトプットはできません。

議論で勝っても感情で跳ね返されます。

彼女は、目指すべき成果へ導くために周囲に助けを上手く乞うことに力点をおくため、結果プロジェクトのプラットフォーム化を促進します。プロジェクトの成果が彼女にとってのゴール。自分をアピールすることが目的ではありません。



ギブ・ギブ・ギブの姿勢こそがラポールを生む
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自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと

ラポールとは、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態のことです。関係のスタートを享受からスターするのではなく与えるところから始める。与えるものは何もモノや利益だけに限りません。

プロジェクトを自分全てでやりきろうとすることは活躍の場を奪う行為に等しい。自分が手柄を立てようとするのではなく相手に花を持たせる事を考える。その為には何を提供すればいいのか?

その点を考えパートナーたちが活躍できる機会や場を提供し続けましょう。



人から頼られ必要とされる能力を主体的に発揮する
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自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと

人は自分ができることを主張したいという誘惑に弱いです。

図案屋自身も幾度となく経験しました。そうではなく、初めのうちは頼られ必要とされている事をこなしているうちに能力発揮の領域が広がっていきます。

小さく生んでゆっくりと育て上げる。他のパートナーたちがやってほしいことにこそ価値がある。彼女の姿勢を見ているとそう気づかされます。



最後に・・・
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自分の周りに開かれた世界を育てるために必要な3つのこと

以上の3つの行動を彼女は自然こなしています。戦略的な考えに基づく行為ではないようです。価値あるモノとは自分が提案したいことではなく人が欲しいものや知りたいことを支援することかもしれません。

自分の周りに開かれた世界作るためにはそのことが欠かせない。

その価値の大切さを彼女から学んだ図案屋でした。



今回の記事作成に参考した本





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Posted by 図案屋  at 03:42 │Comments(0)PR・コミュケーション

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